顧客のタッチポイントを増やしていく上でも、社内業務をデジタル化する上でも、さまざまなサービスを迅速に開発、デリバリすることが求められている。そうした潮流の中でクラウドネイティブの実践が、企業の規模や業種、歴史を問わず、取り組まなければならないテーマとなっている。春夏秋冬、これまでと同じ悩みを抱えつづけるのか、新たな可能性に足を踏み出すのか。現状維持はもはや通用しない。本セミナーで今後のゴールを目指すための知識、ノウハウを会得せよ。

開催概要

名称
ITmedia Cloud Native Week 2022 夏 ~現状維持は通用しない。“変革の花火”を打ち上げろ~
会期
2022年6月21日(火)~ 2022年6月23日(木)
形式
ライブ配信セミナー
主催
@IT
参加費
無料
申込締切
2022年6月22日(水)23:59
対象者
経営者、経営企画の方、社内情報システムの運用・方針策定をする立場の方、企業情報システム部門の企画担当者、運用管理者、SIerなど

参加申込(無料) ログイン

プログラム

金融をはじめ多くの事業会社でコンテナ活用に乗り出す一方、大方の従来企業は既存インフラの運用に手を焼き、いまだ「クラウドネイティブ」には着手する以前の段階にある。このギャップをどうすれば埋められるのか。解決の第一歩と、変革へのロードマップを具体化する。

オープニング 12:40~13:00

アイティメディア株式会社
編集局 統括編集長
内野 宏信

基調講演1 13:00~13:4040を超えるサービスを“素早く継続して”生み出し続ける、
クラウドネイティブな秘訣

2012年の創業後、個人向けお金の見える化サービスをはじめ、事業者向けバックオフィスSaaSなども提供し、「FinTech×SaaS」トレンドをリードしてきたマネーフォワード取締役CTO(最高技術責任者)の中出匠哉氏に、マネーフォワードにおけるクラウドネイティブ活用や、40を超えるサービスを素早く世に送り出すための秘訣をお話いただきます。

株式会社マネーフォワード
取締役執行役員 D&I担当 CTO
中出 匠哉 氏2001年 ジュピターショップチャンネル株式会社に入社。ITマネージャーとして注文管理・CRMシステムの開発・保守・運用を統括。2007年にシンプレクス株式会社に入社し、証券会社向けの株式トレーディングシステムの開発・運用・保守に注力。その後FXディーリングシステムのアーキテクト兼プロダクトマネージャーとして開発を統括。2015年に当社に入社し、Financialシステムの開発に従事。2016年にCTOに就任。当初予定しておりました 三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社 千野 修平 氏 が急遽登壇できなくなりました。講演を楽しみにされていた皆様には大変申し訳ありませんが、基調講演1では、過去に人気の高かった講演をアンコール配信させていただきます。※講演内容は配信当時(2022年3月11日)の内容となります。

セッション1-1 13:50~14:20ビジネスを飛躍的に加速するクラウドネイティブなインフラ運用術

コンテナやサーバレスアーキテクチャなど、クラウドネイティブなアーキテクチャのメリットを最大限生かすためには、ITインフラ運用の変革が大切。これまでのオンプレミスやIaaSの延長線で考えるのではなく、よりビジネスに近い視点での監視・運用が必要になります。クラウドネイティブな運用の勘所を解説いたします。

NTT東日本
ビジネス開発本部 第一部門 クラウドサービス担当 担当課長
白鳥 翔太 氏

セッション1-2 14:30~15:00ゼロから始めるクラウド監視 ~それ、動いていますか?~

より複雑化かつ抽象化するクラウドネイティブ環境では、これまで以上に監視が重要になります。オンプレと同じ監視方法で乗り切ろうとしていませんか? それとも、とりあえずクラウドサービスの監視ツールを使えばいいと思っていませんか? クラウド監視の課題と何から始めるのが良いかをご説明します。

Splunk Services Japan合同会社
Consulting SE部 ITOA Consulting SE
山村 悟史 氏

セッション1-3 15:10~15:40クラウドネイティブを上手に迎えるハイブリッドITインフラの姿

時代はハイブリッドクラウドといいつつも、現実は従来型ITの面倒を見ながら、クラウド利用が純増。複雑さを増すばかりで、スキルも人手もギャップが大きくクラウドネイティブの真の価値を活かせません。クラウド、オンプレ、エッジ等のインフラを意識せず、自由なデータ活用が可能な、アプリのためのハイブリッドITインフラの姿と実現への道筋をお伝えします。

シスコシステムズ合同会社
クラウドインフラストラクチャ/ソフトウェア事業 業務執行役員 クラウドインフラストラクチャ/ソフトウェア事業担当
小久保 依美 氏

参加申込(無料) ログイン

従来のITは開発・運用の足並みがそろうことが重要だったが、今は社内外のエンドユーザー、クラウドベンダー、既存ベンダー、SIが協調して一つのゴールを目指さなければ立ち行かない。成功にはどのような「仕組み」が必要なのか? クラウドネイティブ実践のための手法を具体的に解説する。

基調講演2 13:00~13:40Code for Japan関氏が語る、
東京都感染症対策サイト爆速リリース、仕組み作りの裏側と、その後の運用

東京都の感染症対策サイト爆速リリースを主導したCode for Japanの関氏に、システムをオープンにすることで、外部の協力者を巻き込みながらスピーディに改善を行い、かつ安定して運用を行うポイントをお話しいただきます。

一般社団法人コード・フォー・ジャパン 代表理事
デジタル庁 プロジェクトマネージャー
関 治之 氏「テクノロジーで、地域をより住みやすく」をテーマに、会社の枠を超えて様々なコミュニティで積極的に活動する。東日本震災時に情報ボランティア活動を行なったことをきっかけに、住民コミュニティとテクノロジーの力で地域課題を解決することの可能性を感じ、2013年に一般社団法人コード・フォー・ジャパン社を設立。

セッション2-1 13:50~14:20Elastic最新バージョンを使ってWeb・モバイルアプリ開発をしてみよう!

Elastic 8.xを使ったWeb・モバイルアプリ開発について、各種パブリッククラウドと連携したデモを交えて、ご紹介していきます。

Elasticsearch株式会社
マーケティング部 テクニカルエバンジェリスト | プロダクトマーケティングマネジャー
鈴木 章太郎 氏

セッション2-2 14:30~15:00誰がローコードを使うべきなのか?

OutSystemsは、プロフェッショナルのエンジニアにこそ、ローコードをご活用いただきたいと考えております。本講演では、その理由とともに、OutSystemsの次期クラウドネイティブプラットフォームのProject Neoについてご紹介します。

OutSystemsジャパン株式会社
シニアソリューションアーキテクト
阿島 哲夫 氏

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リリース後に脅威にさらされ実害を被るケースも増えている。速く作り、リリースしたところで、安全性という品質も保証できていなければ、それはビジネスとしては成立しない。クラウドネイティブ実践企業はそうした品質も含めて「スピード」を担保している。クラウドネイティブに不可欠なセキュリティ要件を伝授する。

基調講演3 13:00~13:40本番さながらのインシデント対応訓練を支える
freeeのクラウドネイティブ環境とセキュリティチーム

freeeでは毎年10月に、全社障害訓練を実施しています。昨年は経営陣まで巻き込んだ大規模なセキュリティインシデント対応訓練が話題となり、freeeのサービスの信頼性を高めることに一役買いました。訓練に限らず、このような施策実現の背景には、サービスそのものだけでなく社内ネットワークも含めたクラウドネイティブ環境と、それを支えるセキュリティチームの存在があります。SaaS企業としてスピード感を損ねることなくセキュリティを担保するために、freeeとセキュリティチームが何をやっているのかお話します。

freee株式会社
PSIRT マネージャー
ただただし 氏富士通グループのセキュリティ専門の研究所で8年間、サイバー攻撃研究チームを率いたのち、2020年からfreeeへジョイン。立ち上がって間もないPSIRTのマネージャーとして、freeeのプロダクトセキュリティを守る。プライベートでもオープンソースプログラマとして30年以上の開発経験を持つ。

セッション3-1 13:50~14:20クラウドネイティブ・サプライチェーンのための包括的セキュリティ

クラウドセキュリティの初期対策として、既に稼働しているアプリやインフラを保護する、いわゆるランタイム保護はある程度認知されてきています。しかしながらソフトウェアのサプライチェーンの複雑さ、入手経路の可変性に起因する設定ミスや脆弱性と、その発見の難しさが指摘されています。このセッションではランタイムを超えてサプライチェーン全体を視野に入れたセキュリティ対策についてご説明します。

パロアルトネットワークス株式会社
技術本部 Prisma Cloud ソリューションアーキテクト
松﨑 裕樹 氏

セッション3-2 14:30~15:00Prisma Cloud×JenkinsによるCI連携制御

開発ライフサイクルにおいて、品質保証の為にセキュリティ工程を前倒しするシフトレフト対応が必要な状況が増えてきています。Prisma CloudにはCIツールと連携することで、CI段階から脆弱性チェックを行える仕組みを搭載しています。本セミナーではJenkinsと連携してのCI制御をデモを交えてご紹介します。

テクマトリックス株式会社
ネットワークセキュリティ事業部 ネットワークプロダクツ1課
長谷川 愛斗 氏

セッション3-3 15:10~15:40クラウド化された開発環境におけるDevSecOpsの実践

アプリケーションセキュリティでは、開発初期からセキュリティ要件を含め、迅速な開発とセキュリティの両立を目指す“DevSecOps”が一つのキーワードとなっています。本セッションでは、DevSecOps実現の課題を整理し、クラウドシフトが進む近年の開発環境における解決策と実践例を紹介します。

日本シノプシス合同会社
ソフトウェア・インテグリティ・グループ セールス エンジニア
華山 達也 氏

セッション3-4 15:50~16:20コンテナセキュリティガイドNIST SP800-190を読み解く

米国国立標準技術研究所(NIST)が発行したSP800-190(アプリケーションコンテナセキュリティガイド)の内容を踏まえながら、昨今当社が観測したコンテナ環境の脅威動向および攻撃デモ動画を用いて、一般論を中心に、コンテナ環境にはどのようなセキュリティが必要なのかを一緒に考えていきます。

トレンドマイクロ株式会社
ビジネスマーケティング本部 ビジネスソリューション部 クラウドビジネス&アライアンスグループ
福田 俊介 氏

セッション3-5 16:30~17:00RASPにてリスクを低減しつつアプリケーションを迅速にリリースする方法

DevOps、Shift-Leftと親和性が高いRASP。"Secure by Default"の考え方でアプリケーションのセキュリティを担保し迅速なリリースに寄与します。ゼロデイ攻撃対策も得意としており、Log4Shellもシグネチャレスで検知。米国では導入実績多数のRASPについて説明させていただきます。

株式会社Imperva Japan
営業部門 シニアセールスエンジニア
木田 貴章 氏

クロージングセッション 17:10~17:40クラウドネイティブ推進、本当の勘所
Code for Japanに聞く、「生産性向上に本当に必要なこと」

@IT編集部の読者調査でも、クラウドネイティブの取り組み状況は大きく二極化しています。ですが、その差は着実に開きつつあるようです。両者を分かつものとは何か?「予算」「ノウハウ」などより本質的な、「日本の生産性に直結する課題」と乗り越え方を伺います。

一般社団法人コード・フォー・ジャパン 代表理事
デジタル庁 プロジェクトマネージャー
関 治之 氏「テクノロジーで、地域をより住みやすく」をテーマに、会社の枠を超えて様々なコミュニティで積極的に活動する。東日本震災時に情報ボランティア活動を行なったことをきっかけに、住民コミュニティとテクノロジーの力で地域課題を解決することの可能性を感じ、2013年に一般社団法人コード・フォー・ジャパン社を設立。

アイティメディア株式会社
編集局 統括編集長
内野 宏信

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