ハイブリッドクラウドやマルチクラウドが普及したことでIT環境は今まで以上に複雑化しています。ともすると運用やセキュリティのリスクが高まりやすい状況ですが、それでもシステムを守り切るには、脅威に屈せず回復する技術を持つことが重要です。本セミナーはコンプライアンスやガバナンスを含め、一貫した運用の中でデータをどう保護するかを、最新のテクノロジーを生かした最適解を考えていきます。
サイバー攻撃、特にランサムウェアの被害が急増し、その対策が叫ばれています。ランサムウェアに対抗し得る効果的な対策とは何か? さらに感染後の危機管理としてのデータ保護、あるいはバックアップをどう考えるべきか? 本講演ではサイバー攻撃の現状と現実的な対策についてお伝えします。
神戸大学大学院 工学研究科 教授
情報セキュリティ大学院大学 客員教授 博士(工学)
つるぎ町立半田病院 コンピュータウイルス感染事案 有識者会議会長
森井 昌克 氏1989年 大阪大学大学院工学研究科博士後期課程通信工学専攻修了、工学博士。現在、神戸大学大学院工学研究科教授。国立研究開発法人日本医療研究開発機構プログラムスーパーバイザー。サイバーセキュリティ、情報理論、暗号理論等の研究、教育に従事。加えて、関係各学会、内閣府等各種政府系委員会の委員長、委員を歴任。サプライチェーンサイバーセキュリティコンソーシアム(SC3)運営委員、同中小企業対策WG座長。H30情報化促進貢献個人表彰経済産業大臣賞、H31総務省情報通信功績賞、R2情報セキュリティ文化賞受賞。電子情報通信学会フェロー。
今やどの企業もランサムウェアの標的となり、感染リスクがある状況のなかで、感染してもいかに迅速、安全にデータを復旧し、事業を再開することができるかが求められます。実際のランサムウェア感染の現場で起きる課題とは? そして、それを解決し、企業の復旧力を高めるデータセキュリティの有効性について説明いたします。
Rubrik Japan株式会社
セールスエンジニアリング セールスエンジニア
山田 祐輔 氏
今日のDX推進にはマルチクラウドの活用が欠かせません。一方でマルチクラウドのデータ管理にはデータの分散、運用複雑化、サイバー攻撃のリスクなど多くの課題を伴い、それらは時にDX推進の妨げとなります。マルチクラウドにおいてデータはどう管理されるべきでしょうか。課題解決のポイントと実際の解決事例をご紹介します。
Veeam Software Japan株式会社
システムエンジニアリング本部 インサイド・システムズ・エンジニア
山田 圭吾 氏
ランサムウェアの感染被害が会社規模の大小を問わず拡大し、バックアップデータへの攻撃が出ています。広がる攻撃対象、長くなる潜伏期間から重要なデータを守るためのポイントと、すぐにできるバックアップ対策についてご紹介します。
arcserve Japan合同会社
マーケティング部 チャネルマーケティング マネージャー
渡邊 結子 氏
昨年は、サイバー攻撃ビジネスが効率的に儲かることが実証されました。サプライチェーン攻撃により上流企業が対応に追われ、不文律の「サイバーチンピラ」が表面化する等、混沌としています。2023年は儲かる市場としてのサイバー攻撃が激化。DXの進化によって高価値となるデータの守り方をセキュリティのプロと一緒に考えます。
株式会社CISO
代表取締役
那須 慎二 氏
アクロニス・ジャパン株式会社
事業開発本部パートナービジネス開発部 部長
藤井 照久 氏
デジタルトランスフォメーションが加速し、「クラウド」という考え方が浸透・有機的変化を見せるなか、時代トレンドへの追従を常に求められるデータ保護の今あるべき姿とは? データ保護が担う役割や求められる効果(アウトカム)は何か? 弊社が実施している独自の調査結果を交えながら、その現状をご紹介してまいります。
デル・テクノロジーズ株式会社
DPS事業本部 事業推進担当部長 エグゼクティブディベロップメントマネージャー
西賴 大樹 氏
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