環境や経済、社会のバランスを考え、世の中全体の持続可能な状態を求める「サステナビリティ経営」の重要性が増しています。その中で、金融機関は何を見据え、どのようなデジタル・ファイナンス・サービスの未来を目指していくべきなのでしょうか。本カンファレンスでは斯界のトップリーダーを招き、持つべき「視座」と未来像を提示します。

※一度のご登録で、期間中はどのセッションでも視聴いただけます。
※本セミナーは、2021年10月20日にライブ配信したものをオンデマンド配信しています。

日本銀行
金融研究所長
副島 豊 氏

三井住友フィナンシャルグループ
執行役専務 グループCDIO
谷崎 勝教 氏

みんなの銀行
取締役頭取
横田 浩二 氏

金融庁 総合政策局
リスク分析総括課 検査監理官
熊沢 隆一 氏

開催概要

視聴期間
2021年11月7日(日)23:59まで
形式
オンデマンドセミナー
主催
一般社団法人 金融財政事情研究会
企画
株式会社きんざい株式会社金財エージエンシー
企画協力
ITmedia エグゼクティブ編集部
参加費
無料
定員
350名
対象者
メガバンク、地方銀行、第二地方銀行、信用金庫、信用組合、保険会社、証券会社等金融機関における、役員・管理職従事者
※本イベントは金融機関にお勤めの方を対象とさせていただいております。
 金融機関以外の企業にお勤めの方、協賛企業の競合企業にお勤めの方、個人の方はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

参加申込(無料) ログイン

プログラム

開催にあたって

基調講演
マネーシステムのDX ―現在、過去、未来―

現代のマネーシステムは、銀行券と預金マネーによって支えられている。新しいキャッシュレス決済手段の登場や、CBDC、ステーブルコイン、BaaS、金融EDIをめぐる議論は、そもそもマネーとは何か、求められる機能や要件は何か、持ちうる機能は何か、誰がどんなマネーを発行できるのか・したほうがよいのかという根本的な問いに繋がってくる。講演では、様々なマネーシステムが存在してきた歴史を振り返り、デジタル社会におけるマネーの未来像を考える視点を示す。

日本銀行 金融研究所長
副島 豊 氏1990年に日本銀行に入行し、金融研究所や金融市場局、金融機構局、決済機構局、調査統計局などで主にリサーチ業務に従事。90年代よりAIを活用した調査やビッグデータ解析、ネットワーク分析、シミュレーション分析、GIS、テキスト解析など多様な手法を中央銀行リサーチに導入し、マクロプルーデンスほか多くの部署のリサーチフロンティアを拡げている。2018年4月、FinTechセンター長。21年9月より現職。

セッション1
Salesforceで実現する顧客起点の金融DX

新型コロナの影響が長期化し顧客の経済環境が不安定な中、変化するニーズに金融機関として迅速に対応する重要性が高まっている。そこで必要なのは顧客を起点とした一気通貫での金融DX。本講演ではSalesforceの金融特化のプラットフォームを活用してどのように顧客起点の金融DXを実現するかを紹介する。

株式会社セールスフォース・ドットコム
インダストリーズトランスフォーメーション事業本部 執行役員 金融・ヘルスケア業界担当シニアディレクター
佐藤 慶一 氏

インタビュー
三井住友フィナンシャルグループのDX戦略

三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)は、銀行業高度化等会社認可第1号となった生体認証サービス会社や電子契約会社の設立、取引先のDXを支援する法人向けプラットフォームの開発など、非金融ビジネスの分野を含めてデジタル戦略を強化してきた。2025年度の移行完了を目指す「次世代勘定系システム」では、異業種企業との接続を柔軟に行える「勘定系API基盤」も整備される。コロナ禍を契機に社会のデジタルシフトが加速するなか、どのようなDX戦略を進めていくのか。「週刊金融財政事情」編集長が切り込む。

三井住友フィナンシャルグループ 執行役専務 グループCDIO
谷崎 勝教 氏東京大学 法学部卒業後、株式会社住友銀行(現 株式会社三井住友銀行)入行。株式会社三井住友フィナンシャルグループ 執行役専務 グループCDIO(最高デジタルイノベーション責任者)。株式会社三井住友銀行 専務執行役員。株式会社日本総合研究所 代表取締役社長。

インタビュアー:「週刊金融財政事情」編集長 北山 桂 氏

セッション2
迫りくる「2025年の崖」を克服する成長戦略としてのAI

多くの金融機関においてデジタル戦略が進められる中で、AIがどのように貢献できるかを紐解く。前半は代表の平野氏が成長戦略としてのAIについて説明し、後半は金融業界担当者が具体的な導入事例を紹介する。

株式会社シナモン 代表取締役社長
平野 未来 氏

特別講演1
デジタルバンク「みんなの銀行」のExploration

「みんなの銀行」は、新たに銀行免許を取得してコア・バンキングシステムをクラウド上にスクラッチで開発して、銀行の組織・カルチャー、ブランド、顧客体験、ビジネスモデルをゼロベースで構築している。ふくおかフィナンシャルグループにとって、これは「両利きの経営」で言われるDX戦略のExploration(知の探索)である。本講演では、「みんなの銀行」の設立の背景や実現したいカタチを紹介する。

みんなの銀行 取締役頭取
横田 浩二 氏1982年 福岡銀行入行。ニューヨーク支店勤務などを経て、経営企画部門において経営統合プロジェクトを担当。経営管理部長、執行役員営業推進部長、取締役常務執行役員、取締役専務執行役員、取締役副頭取を歴任。現在は、みんなの銀行取締役頭取、ゼロバンク・デザインファクトリー代表取締役、ふくおかフィナンシャルグループ取締役執行役員を務める。

特別講演2
検査におけるリモートの活用

金融機関のモニタリングに対する金融庁の方針は、信頼関係を維持しつつ、適切な実態と事実認識に基づき、課題の共有と解決の方向性について、深度ある対話を行うことにある。今般のコロナ感染症の拡がりに伴い、金融庁においては、緊急事態宣言下のモニタリングは、リモートを原則としているが、よりよい方法を模索している状況にもある。実際のモニタリングの際に、金融機関との実態に即した円滑な調整を実現するため、モニタリングにおけるリモートの手法に係る現在の整理の状況と課題を共有する。

金融庁 総合政策局 リスク分析総括課 検査監理官
熊沢 隆一 氏1991年以降、旧大蔵省および金融庁の主に検査関連部署にて勤務。2018年、総合政策局リスク分析総括課地域銀行モニタリング室長、20年、総合政策局リスク分析総括課リスク管理検査室長、21年、総合政策局検査監理官。

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主催団体:一般社団法人 金融財政事情研究会
企画団体:株式会社きんざい / 株式会社金財エージエンシー / アイティメディア株式会社
協賛団体:株式会社シナモン / 株式会社セールスフォース・ドットコム / ベルフェイス株式会社

お問い合わせ

セミナーの内容に関するお問い合わせ先:株式会社金財エージエンシー TEL:03-3355-1618
お申込みに関するお問い合わせ先:アイティメディア株式会社 イベント運営事務局 E-Mail:event_support@sml.itmedia.co.jp