地域金融機関には、いま最優先課題として「持続可能性のある新たな金融仲介機能ビジネスモデルの構築」「デジタル戦略の革新による金融の枠を超えた様々なサービス提供の模索」が求められています。
地域金融機関としてどのようにDXに取り組んでいくのか。デジタル庁および先進的な取組みを手掛けている金融機関の最新の動向を紹介し、今後の進むべき方向を考える機会を提供します。
※本イベントは金融機関にお勤めの方を対象とさせていただいております。金融機関以外の企業にお勤めの方、協賛企業の競合企業にお勤めの方、個人の方はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
※受講確定のご連絡は、8月25日以降にメールにて順次お知らせいたします。
※会期中は一度の登録で全てのセッションをご視聴いただけます。
※ひとつの登録メールアドレスを複数名で使用して視聴することはできません。複数人で視聴される場合も、それぞれご登録をお願いいたします。
※申込の締切は 2022年9月2日(金)15:00 までとなります。
※講演者、プログラム内容、タイムテーブルが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
デジタル庁が重点課題に掲げる「企業間の取引におけるデジタル化推進」は、2023年のインボイス制度導入、2024年のPSTNの廃止、2026年の約束手形の廃止といった電子化促進の契機に合わせ、短期的にはシステム間の連携のための標準化、中長期的には企業間取引のデータを活用した経営DXの進展やビジネスの創出を目指しています。様々な取組みの先にどのような新しい金融ビジネス像を描いているかをご紹介します。
デジタル庁
国民向けサービスグループ ソリューションアーキテクト
大久保 光伸 氏FinTech分野において官民連携を担うパラレルワーカー。金融持株会社ではCTOとしてデジタル戦略を担当し、銀行APIの利活用による新規ビジネス開発とオープンイノベーションを推進してきた。一方ではプロボノ活動でFinTechスタートアップへのメンタリングやパブリックセクターへの提言、海外FinTech業界団体との連携等により、金融イノベーションのエコシステム形成に携わる。東京都外国企業誘致事業(フィンテックビジネスキャンプ)メンター、総務省Code for e-Gov構成員、金融庁参与など歴任。2019年から内閣官房 政府CIO補佐官として財務省と外務省を担当。
長期のコロナ禍で顧客の行動はデジタルシフトし、金融機関は顧客体験のデジタル変革を加速しています。Salesforceは、営業とエンゲージメントセンターが一体となり顧客へパーソナライズされ一貫した顧客体験を提供することで、顧客からの生涯にわたる信頼獲得を支援し、従業員の生産性向上を実現します。金融機関が提供すべき顧客体験および取り組むべきビジネス変革について、デモや地域金融機関での採用事例などを交え、ご紹介いたします。
株式会社セールスフォース・ジャパン
インダストリーズトランスフォーメーション事業本部 銀行証券業界担当マネージャー
高橋 博樹 氏
“東京発プラットフォーマーとなる”ことを掲げる東京きらぼしフィナンシャルグループ(以下、「きらぼしグループ」)が、2022年1月にデジタルバンクである「UI銀行」を新たに立ち上げました。UI銀行を設立した背景やきらぼしグループとしての戦略、また開業後ここまでの実績や狙い、目指すべき未来の姿などをご紹介します。
UI銀行
代表取締役社長
田中 俊和 氏1965年 生まれ。1989年 北陸銀行に入行。2006年 新銀行東京に入行。取締役を務めたのち、2016年より経営企画部長として東京TYフィナンシャルグループ(現東京きらぼしフィナンシャルグループ)へ。2018年よりきらぼし銀行取締役執行役員、2020年 きらぼしデジタルバンク設立準備会社(現UI銀行)代表取締役社長に就任。
競争の激しい金融業界における顧客向けサービスでは信頼性向上が最重要であり、障害に対する回復力の高さが必要不可欠です。そこで注目されているのが「オブザーバビリティ」です。一方でセキュリティ要件の高さといった業界特有の課題や実例の少なさから、オブザーバビリティの導入に踏み込めない企業様も多いのではないでしょうか? そこで本セッションでは実際にオブザーバビリティの導入に取り組んだ実例を取り上げながら、『信頼性が高く』『セキュア』な運用体制についてご紹介します。
株式会社マクニカ ネットワークス カンパニー
第4営業統括部 第1営業部 第2課
安藤 諒 氏
三菱UFJ銀行は、個人のお客さまの中長期的な資産形成を総合的に支援するプラットフォームとして、「Money Canvas」を提供しています。MUFGグループ内外企業が一丸となってつくる本サービスについて、開発の背景、狙い、また今後の展望についてお話しします。
三菱UFJ銀行
デジタルサービス企画部 次長
田中 誉俊 氏慶応義塾大学卒業。法人・リテール部門の営業推進業務を担当した後、リテール部門にてグループネット銀行/証券の立ち上げ・協業推進、ローン商品開発/デジタル化等に従事し、2017年よりデジタル企画部(現デジタルサービス企画部)にてリテール分野のDX推進施策を担当。
コロナ禍で進んだテレワークによるデジタルシフト。なかでもオフィスとリモート、個人端末(BYOD)と会社支給端末、オンプレミスとクラウド、などハイブリッド化が進む環境変化への対応が急務です。本セッションでは、金融機関におけるBYOD導入事例をもとに、金融DXの進め方をご紹介します。
株式会社レコモット
セールス&マーケティング部 取締役(兼)セールス&マーケティング部長
谷口 裕志 氏
様々な事業会社に提供している、BaaS(Banking as a Service)モデルの組込型金融サービス「NEOBANK」に関して、各社との取組事例を交えながら、現在の状況や、今後の展開について解説します。
住信SBIネット銀行
執行役員
服部 浩久 氏京都大学工学部卒。いくつかの事業会社役員を経て、2020年 SBIホールディングスに入社。現在は、住信SBIネット銀行ネオバンク事業部管掌。様々な業種とのネオバンク提携を推進している。
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