デジタル技術を
活用した品質向上
属人性を排除した
品質確保のために
信頼性の高い
品質情報の見える化
日本の製造業が世界に対して絶対的な強みとしてきた「品質」。しかし、検査不正や品質基準の偽装など、これらに大きな揺らぎが生じています。また、高齢化や熟練工の不足など喫緊の課題に加え、新型コロナウイルスによる影響がサプライチェーン全体を直撃するなど、人手をかけて品質を作り込むことが市場環境としても難しくなっています。
こうした課題を克服し「品質」の信頼を回復していくには、以前からの手法だけではなく、ITやIoT、AIなど先進デジタル技術を活用した「新たな品質」の在り方を模索していく必要があります。本セミナーでは、製造業における「品質問題の解決」や「持続的な品質向上」をテーマに、転換期を迎える製造業がどのようなアプローチや手法で「品質」を作り込んでいくべきかについて、最新の情報をお伝えします。
※会期中は一度の登録で全てのセッションをご視聴いただけます。
※申込の締切は 2022年6月15日(水)23:59 までとなります。
MONOist編集長 三島 一孝
かつて日本のものづくりの代名詞であった品質ですが、現代のデジタル化の流れ、ソフトウェアドリブンプロダクト・サービスが広がる中で、品質がもたらす価値をどう捉えるべきか、またどのように顧客価値に繋がる品質を作りこむべきかについて、多様な製造業向けコンサルティングを実施した視点から論考します。
アクセンチュア株式会社
インダストリーX 本部 マネジング・ディレクター
志田 穣 氏
米国やEUではソフトウェアサプライチェーンセキュリティに関する規制が始まります。政府調達に係る規制としてスタートしますが、同時にコンシューマ向けIoTやアプリケーションもガイドラインが準備中です。ソフトウェア時代の新しい規制とビジネスの在り方について議論します。
日本シノプシス合同会社
ソフトウェア インテグリティ グループ シニア プロダクトマーケティング マネージャ
松岡 正人 氏
従来の不良分析は、人による目視チェックや、熟練者の経験による判断が必要になり、多大な時間や工数がかかるため、AIで自動化したいというニーズが増えています。当セッションでは、膨大な量の幅広いデータをリアルタイムに分析し、不良分析を1/3に削減した事例や予知保全のソリューション等をご紹介します。
Cloudera株式会社
ハイブリッドデータクラウド ビジネスディペロメント日本責任者
三苫 周平 氏
人材不足や技術伝承問題に加え、第4次産業革命、スマート工場、IoT化、AI化、そして新型コロナなど今日の製造業を取り囲む環境は激動の時期を迎えています。そういった激動の時期だからこそQCD改善による生産性向上がより重要になってきます。本講演では、QCD改善に必要な多能工化の重要性と多能工化を実現する際に超えるべき壁、そしてその壁を超える方法をリアルな事例を交え「伝承」します。
株式会社スタディスト
営業部 フィールドセールスグループ マネージャー
島田 隆太朗 氏
Google CloudがAIによって実現する新しい外観検査の自動化手法と、クラウドを活用したデータ分析基盤との統合について解説します。単なる合否判定ではなく検査結果をデータとして分析することで、デジタル技術による品質向上への取り組みをすすめます。
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
Industry Solutions Industry Director, Manufacturing
澤近 房雄 氏
現場のあり方がARで劇的な変貌を遂げています。これまでノウハウの共有はマニュアルが中心でした。しかし、ARを活用すればベストプラクティスを高速で全社に展開でき、マニュアルとは比較にならない高い生産性が見込めます。また、ベストプラクティスの管理が可能になり、検証・効率化を追求し続けることができます。そんな最新の現場を報告します。
株式会社中央図研
営業推進部 担当課長
岡本 厚志 氏
MONOist編集長 三島 一孝
製造業において、品質問題や重大インシデントの発生が今も続いています。また企業の評価についても財務状況だけでなく、ESGといった非財務観点での評価基準が重要視されています。昨今のこのような環境下において、ものづくりの品質に関わる情報を収集、蓄積、分析、活用できるデジタルツイン環境を構築することにより課題解決へつなげることが可能になります。本研修では品質観点での収集、蓄積、分析、活用の事例を具体的に紹介させていただきます。特にビッグデータの保管方法やリアルタイム及び多角解析のアプローチを重点に解説いたします。
株式会社アムイ
代表取締役
山田 浩貢 氏大手ITベンダーにて製造業における生産管理パッケージシステムの企画開発・ユーザー適用及び大手自動車部品メーカーを中心とした生産系業務改革、原価企画・原価管理システム構築のプロジェクトマネージメントに従事。2013年 株式会社アムイを設立し大手から中堅中小製造業の業務改革、業務改善に伴うIT推進コンサルティングを手がけている。「現場目線でのものづくり強化と経営効率向上にITを生かす」活動を展開中。トヨタ流のカイゼン技術をもとに、IT/IoTのコンサルタントとして業務診断、業務標準の作成、IT/IoT活用システム規格構想立案、開発、導入を推進している。
現在の製造業は、グローバル化、新技術の活用、多様化するニーズなどの変化に対応しつつ、感染症拡大で不安定となっているサプライチェーンの中でも品質を維持し向上させていくことが求められています。そのような状況の中、製品の企画から市場投入後までのバリューチェーンを通じた品質維持・向上を支援するコントロールタワーとしてのServiceNowのソリューションがどのような効果をもたらすか事例を交えてご紹介します。
ServiceNow Japan合同会社
ソリューションセールス統括本部 カスタマーワークフロー事業部 ソリューションセールススペシャリスト
吉岡 邦泰 氏
品質低下やトラブルには様々な要因がありますが、従業員の教育不足や技能伝承の断絶、技術ノウハウの喪失など「人」に起因する場合が多く見られます。そこで、今、品質の維持向上には、「教育」と「スキル」を活用したスキルマネジメントに注目されています。今回は、スキルマネジメントで実現する品質の維持・向上についてご紹介します。
株式会社Skillnote
代表取締役
山川 隆史 氏
企業が抱えるさまざまな経営課題に対し、KDDIではDX構想策定支援というサービスを提供しております。 先行きが見通しづらい現状に対し、足元での課題解決に加えて、中・長期のデジタル戦略が企業にとって重要であると考えております。本講演では通信会社の強みを活かしたKDDIが提供するDX構想策定支援についてご紹介します。
・DX構想策定によりお客さまのデジタル戦略をサポート
・攻めと守りのDX構想策定
・KDDIのDX構想策定の事例
KDDI株式会社
ソリューション事業本部 DX推進本部 DX・IoTソリューション部 副部長
徳田 祐一 氏
製造業におけるデジタルトランスフォーメーションは「製品のソフトウエア化」「顧客接点変化」「複雑化するサプライチェーン」など、これまでの100年の中でも劇的な変革のタイミングを迎えており、変革の主役は「データ活用」にあります。当講演では、いち早く「データを企業経営に活用する」ことを一緒に挑戦させていただいた需要予測、製造品質改善、複雑化したシステムの可視性の向上等の事例を中心に、変化することの価値と重要性をお伝えさせていただきます。
Splunk Services Japan合同会社
セールスエンジニアリング本部 ストラテジック SE部 スタッフ・セールスエンジニア (兼) オートモーティブ エヴァンジェリスト
間所 俊成 氏
サイバー攻撃による被害は、個人情報や機密情報の漏洩に留まりません。工場をとりまく環境で被害を受けた場合には、品質不良につながってしまう可能性さえあり、サプライチェーンに関与する企業各社で取り組むべき課題です。生産プロセスの各フェーズで配慮するべきセキュリティの考え方をお話しします。
トレンドマイクロ株式会社
ビジネスマーケティング本部 ビジネスソリューション部 プロダクトマーケティングマネージャー
安斎 祐一 氏
全てのセッションは、会期後よりアーカイブ配信もいたします。気になるセッションの見直しなど、ご都合にあわせて、ぜひ登録・視聴ください。
※一度の登録で、会期中はどのセッションでもご視聴いただけます。またアーカイブ配信だけを視聴する場合でも、登録いただく必要があります。
※アーカイブ配信の準備が整いましたら、登録者の方にメールでお知らせいたします。
アイティメディア株式会社 イベント運営事務局 event_support@sml.itmedia.co.jp